無頼

『無頼』とは、辞書によると

  1. 定職をもたず、素行の悪い・こと(さま)。そのような人をもいう。ならずもの。( ―の徒
  2. 頼るところのないこと。( 単孤―の独人に成りて〔出典: 十訓 2〕)

辞書的な意味でいえば、まんま自分のことをさすのだが、
どうやら、『無頼』というのは、
この本をよむかぎり、
他者をあてにしておらず、頼れるのは自分だけという状態を
指しているよう。
もっと骨太なのである。芯が必要なのである。
そして彼女らのハチャメチャ具合は、半端ではない。


著者がいうように、

「こんな人になりたいとは思ってはいけない」が、
「これが私なんだ、こんな私はどうよ?」っていう腹のすわり方は
見習って欲しい

というのには、納得である。

人生張ってます―無頼な女たちと語る

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