境界
今日入ったコーヒーショップには本棚があり、主にコーヒーに関連する本・写真集が並んでいた。
約束にはまだ少し時間があったので何か読もうと目をやると、その中に1冊だけ毛色の違うタイトルが・・・。
ピン!と来たね。
『境界』〜世界を変える日本の空間操作術〜
日本建築における様々な”境界”を紹介した写真集。
章立ては
- 第1章 外と内の曖昧な境界
- 第2章 柔らかな境界
- 第3章 聖と俗、ハレとケの境界
- 第4章 「見立て」の境界
- 第5章 風景の中の境界
- 第6章 現代の境界
つくづく、日本での境界はバチッと一線で引かれるのはなくグラデーションがかっているなと思う。
たとえば、まず家屋の一番外側に縁側があって、そのひとつ内側に鞘の間があって、それから部屋があるという具合。
実に興味深い写真集なのだけど、1章を見たところで時間切れ。
あとはパラパラと急ぎ足でしか見られず残念だった。
是非ゆっくりと見たい1冊。
表紙の写真が、ズバリ私の好み。
↓
- 作者: 隈研吾
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2010/03/03
- メディア: ペーパーバック
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