今日読んだ本

絵で見る「もの」の数え方

絵で見る「もの」の数え方

タイトルにうたっているように、
「もの」の数え方が載っている。


ページを繰るたびに、感動の嵐だ。
「へーそんな数え方もあるの?知らなかったよ」

扇子は、閉じると「本」で数え、広げた状態は「枚」「一柄(ひとから・いちへい)」「面」など。
ちなみに、扇子は風を送る道具というよりは、装身・礼装用具としての意味合いが強く、使用することを“使う”または“かざす”と言い、団扇はより実用的な道具とされ、“あおぐ”と言う。

数え方を、みっちり叩き込むことは、アナウンサーとか新聞記事とか広く一般にモノを伝える人とかだったらありえるかもしれない。
でも、大方の人は、ちびっこの頃から毎日の会話とかで、周りの人に修正されたり、教わったりして、ある程度大きくなってからはなんとなく身について、特に意識することなく使っているのだと思う。


必ずしも、この数え方でないとダメというわけでなく、
こういう言い方、あんな言い方もOKの場合が多いから
なおさら、なんとなく使っているのかもしれない。

たとえば、そろばんは、私は単に「一個」と言っているが、「一面」だそうだ。

表面を使う道具なので「面」で数えます。ほかにも、平らなところに置いて扱う道具を数える「台」や、手に持って使う道具を数える「挺」でも数えます。

状況や場合によって、助数詞を使い分けられたら
より豊かで美しい日本語になるかも・・・。
言葉美人には憧れるな。