おもてなし

今日は、かねてから楽しみにしていた平日のお休み。
日帰り温泉に行き、お湯につかって、ごはん食べて、畳の上で昼寝して・・・
それでも、まだ時間がたっぷりとある。

そこで、いつか行こうと思っていた生麩屋さんの本店を覗いてみた。
(観光の人が多いだろうからと、普段はデパートで買っている)

さて、一歩足を踏み入れると
外観からは想像できないくらい広い空間に、商品の麩はもちろんのこと素晴らしい調度品が置かれ
お店は美術・工芸品のギャラリーのようでした。
実際、お店の2階はお辨當箱博物館(おべんとうはくぶつかん)でした。
『弁当』と表記すると、あまりにカジュアルで似つかわしくない・・・
そんな、江戸時代の、意匠を凝らしたお辨當箱が展示されていました。


自宅用によもぎ麩を1本だけ買い求めたのですが、
会計後に、お庭の見える席を案内されお茶をいただきました。
窓の外はちょうど、雪がちらついてきて
婦人画法の京都特集のグラビアかと思ってしまいました。
それにしては、旅人のモデルが垢抜けていませんね(笑)。
お店を後にすると、私が曲がり角を曲がるまで、店員さんがお見送り下さっていました。
私、単純かもしれないけど、すごく、気分がイイ!!


時間と空間のサービスも含めてここの生麩は美味しいんだね。