ホーチミンの道路

こんなに多くのバイクが走っているのを見たことがない。
次から次へと切れ間がなく、流れがうねっている。
信号はあってないようなもの。

徒歩の私が向こう側に渡るには、勇気を出して一歩を踏み出せねばならぬ。
そして踏み出したならば、止まってはならぬし、走ってもならぬ。
ただ、ペースをゆっくりと一定に保てば、バイクは歩行者の動きを見越して避けていく。

この街を行くには、相当な注意力、集中力が必要とされるのであった。
f:id:aozora8080:20141208232008j:plain