今日読んだ本
いっとき、『あきらめる』という言葉の持つ、“後ろ暗さ”だとか、“けじめ”とは
別の側面、つまり、“受け入れる”だったり、あきらめそのこと自体も自分の一部として馴染むような、
柔らかさや、しなやかさといった面の、『あきらめ』に興味を持ち、考えて続けていたことがある。
そのときに到達したのは
柔らかさ・しなやかさ>後ろ暗さ・けじめ の場合は
『しゃーないなぁ』
と表現するのが、よかろう。
しかし今日、私はたどり着いた。
柔らかさ・しなやかさ>>>後ろ暗さ・けじめの場合は、
『まぁ、ええがな』
がしっくりくるということに。
『まぁ、ええがな』
なんと、清濁併せ呑む度量の大きさかな。
土砂ぶりの雨が降ってきたけど、傘を忘れた
『まぁ、ええがな』
仕事でミスした
『まぁ、ええがな』
なんか、大きな人になった気分やわ。
- 作者: 森村泰昌
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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