2014年8月12日のこと

反対側のホームに、浴衣を着た女の子たちがチラホラとみえる。
小麦色に日焼けした顔は中学生かな。たいへん健康的な印象。

私もせめて浴衣ぐらいは自分で着ることができるようにと、
数年前に、えいっと一式買って、着付けのお教室にも通ったのだけど、
今では案の定タンスの肥しになりました。
そして、恐らくカンニングペーパーがあっても着ることもできないのではないか。

ところで、お教室はマンツーマンで、先生はお若い女性でした。
先生の見守る中、生徒の私は繰り返し、着るーー脱ぐーー畳む、する。
まるで、幼児がひとりで洋服のボタンをかけるのに根気良く付き合ってもらっているみたい。
これって恥ずかしいような、くすぐったいような感じだ。
そして、できなかったことができるようになるのは
いくつになっても、純粋に嬉しいと思ったな。

出来なかったことが出来るようになり、それを維持していくにはなかなか大変である。
この話の続きは、また今度改めて。