「また行きたいなぁ」と何気なく、ベトナムの旅行ガイドブックを読み返していたら、

「もしかして、あの時のタクシーはこういうことだったのでは!!」
と閃く。

その出来事というのは…

ホーチミンのホテルのフロントで、私たちはスイティエン公園までのタクシーをお願いした。
私の発音がよろしくなかったのか、ホテルのスタッフに行き先を聞き返されたのだが
しばしのち、彼は満面の笑みで「かしこまりました」と。
それは観光先として素晴らしい選択だとの思いがこぼれるほど(の様子であったので、私たちは大船に乗った気でいた)。

そして乗り込んだタクシー。運転手さんはシャイそうな方だお話しはされず、安全運転である。

「(あなた方が降りるところはここですよ)」と降ろされた場所は、
ゲートらしい大きな建物がある広場前で、公園の入口風ではある。
しかし、スイティエン公園ってこんなに早く着けるところにあるんだっけ?

そこは、ガー サイゴン。すなわちサイゴン駅であった。

私の発音では、ホテルスタッフにはステーションに聞こえたのか??
公園行きは、確か路線バスか、タクシーしか手段はなかったはずだけど汽車あるの?

………続きはまたのちほど。……